1964-03-12 第46回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
ところが、日本のいまの一般給料生活者が、はたして全部農地を手放して、一家あげて離農していくような条件が急速に整うかどうか。これに非常に制約されると思うのですが、先生のいまの今後二、三年で農業人口一割とお考えになる場合には、そういう条件を考慮に入れて御想定なさっておるかどうか、これが第二番目であります。 もう一点は、先ほど反当五、六万円という程度のいまの土地改良、まあ農道その他含めまして。
ところが、日本のいまの一般給料生活者が、はたして全部農地を手放して、一家あげて離農していくような条件が急速に整うかどうか。これに非常に制約されると思うのですが、先生のいまの今後二、三年で農業人口一割とお考えになる場合には、そういう条件を考慮に入れて御想定なさっておるかどうか、これが第二番目であります。 もう一点は、先ほど反当五、六万円という程度のいまの土地改良、まあ農道その他含めまして。
政府の原案は、まことに事務的なる計数整理をなしたものでありまして、この重大なる時局に対処して、いかなる方針をもつて財政経済の運営をなすかという性格を有せず、目下の重要課題たる一般給料生活者の生活状態に対して無関心であり、農村、中小企業者に対する対策を欠き、地方財政の窮状に対して目をおおい、社会保障費の拡充等を懈怠するなど、とうていわれらの座視することができないところであります。